高専で留年を選んだ場合

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高専を留年した場合

3年生までは授業料も公立高校無償化の関係で安く抑えられていますが、2回めの三年生を送る事になった場合は、対象外になる為本来の授業料を収める事になります。

勉強に関して言えば、実験もレポートもほぼ同じ事を1年間して、授業も板書が必要無い位同じ事をやるはずです。

定期テストや小テストは既に昨年自分が受けた過去問があるし、正直真面目にやれば(復習)次年度の進級はできるでしょう。しかし、正直言って留年した学生が全員進級できているか?となると現実はそうではありません。

やはり、鍵となるのが人間関係なんですが、一緒に留年した仲間がいるいないで随分違うとか、 新しいクラスに馴染めるか等環境によってかなり違う様です。

さらに、授業は同じ事の繰り返しとなる為気を抜かず取り組む事ができるか?簡単な様でなかなか毎日の事になると、甘えが出て結局手を抜き最後点が足りず退学となるケースもあるのです。 (同じ学年を2回留年できない為)

留年者に対しては、教授達も「去年やっているからわかるだろ?」的な対応をしますから、昨年以上レポート提出や実験等には気を使わないとならない様です。

留年も決して楽では無いと言う事を理解してください。 周囲の支えは必要です。

「ちゃんと勉強していれば留年なんかしない」 と、言う話はネットでもよく目にしますが
本当にそうなのでしょうか?

高専側も様々な工夫をされてるとは思いますが、実際に留年している学生の数は公表されていませんから(一部公表している高専もある様です)その正確な数字は高専のホームページをいくら見てもわかりません。各学年の学生数を見たところで留学生、留年生、工業高校からの編入生等が混在する数字ですからね‥

ブログの記事に書いている話はあくまでも全国にある高専の中の1つの話だとご理解ください。

留年は辞めるより辛いかもしれません。

しかし、5年生になり就活や進学する時いかに恵まれているかを実感するでしょう。苦労して頑張ったかいがあるとその時初めて感じると思います。

それは 企業での面接の時や説明会等で他の大学生が何十社も受けていることを知った時かもしれません。他の大学生が景気が良くなり就職率が上がってはいても、高専に来る求人社数や企業名を見ればその恩恵を感じずにはいられません。

たった1年だけど物凄く辛い1年

でもきっと笑える時が来ます 必ず!

その話はまた後で

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