高専を選択する難しさ‥‥4

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

高専進路変更のタイミング

進路変更する場合どのタイミングが良いのか?

これは私の個人的な意見ですが、私は「2年の3月までしっかり通学し2学年の終了課程を貰ったタイミングで進路変更する」のがベストだと思います。

理由

※高卒にこだわる場合 ※

・通信高校や定時制に転学し「高卒」の学歴を得る事を考えた場合、学歴は「◯◯学園卒」と履歴書に記入する事ができます。
つまり文科省認定の学校であれば履歴書にもしっかり高卒と記入できます。
ですが、問題となるのが 「単位」なのです

高専は一般高校とはかなり異なったカリキュラムですから(一般教科とても少ないですからね)2学年の終了課程が貰え無かったりすると、単位が足らず相手高校側の同学年へのスライド編入が出来ない可能性があります。

通信高校や定時制では1年間で取得できる単位数が決まっていますので、卒業時期を合わせる為に足りない単位を纏めて取ろうと頑張る事もできないのです。

そもそも、高専で修得した単位が受け入れ先の高校で認められるかどうかも高専を通じて受け入れ先に確認して貰わないと何年生に編入できるかすらわかりません。
1教科でも多く修得出来るよう退学時期には注意を払う必要があります。

2年の途中で決して辞めずに頑張って3月まで通学し、2学年の単位を少しでも多く取得することを勧めます。

通信制高校にも様々あってできれば見学したほうが良いと思います

自家用車で行かないで、実際の通学やスクリーニングを想定して交通機関を利用して見学することも勧めます

また、公立私立様々あるので資料請求したり電話したりしました。
金額もかなり幅があり迷いますが、じっくり検討した方が良いと思います。

詳細は「高専退学のその先に‥‥2」へ
続く

スポンサーリンク

コメント

  1. ryu より:

    はじめまして。
    私は、平成元年入学・平成7年卒業の、ある高専のOBです。
    ──ええ、つまり私も6年生でした(^^;

    中学時代は勉強せずとも学年首席(田舎の事ですから、レベルはお察しですが)で、ナメてかかって留年の憂き目に遭った事は、四半世紀経った今でも記憶に生々しいですね(まぁ、自業自得なのですが)。

    私の場合は、留年後も学校や社会をナメてかかっていましたので、新卒で入った会社を5年足らずで退職し、10年ほど前まで勝手気儘に生きてきました。
    その間、常に言い得ぬ焦燥感は背負っていたのですが、「時代が悪すぎる」と決めてかかり、徒に時を過ごしてきた──というのが事実に近いのかも知れません。

    幸いに、10年前に現職に就いてからは漸く地元で安定して働ける様になりましたが、回り道をしてきた間にも常にモノを言ってきたのは、やはり『高専卒』という学歴でした。

    ──いきなりでぶしつけな内容になってしまい、誠に申し訳ございませんが、ご子息様方のお話を拝読し、他人事とは思えずにお便り申し上げた次第です。

    では、M様はじめ、ご家族の皆様方の今後の益々のご健勝をお祈りし、本稿を締めさせていただきますm(__)m

    • xxhikky より:

      ryuさん こんにちは
      コメントありがとうございます
      しばらくブログ更新してなくて‥‥でも コメントいただいて嬉しかったです
      息子は高専6年通いましたが、当時の担任に恵まれ 叱咤激励のアメ嵐で(笑)卒業なんとかしました

      ですから、未だに年に何度か学校に顔出しています きっと、社会人になって様々な迷いを抱えた時学校に行くことで、懐かしい担任と雑談しながら「もう少し頑張ってみよう」
      そんな風に思ったりしてるのかな?と親の立場で想像しています

      今まさにryuさんと同じ様な状況で、社内の周りの先輩達の愚痴や不満を耳にするたびに「こんな会社で20年先まで働く自分の姿が想像できない。夢や希望、生き甲斐を描けない」
      そんな悶々としている時期のようです

      生きるって難しいですもんね
      でも遠回りも無駄では無いと二人の元高専生を見て感じています

      悩んでいる高専生にはOBの方の生き方や考え方に触れると沢山勇気貰えますよね
      本当にありがとうございました
      お互い頑張りましょうね!

      • ryu より:

        早々のご返信、ありがとうございます。

        そうですねえ(^^;
        私自身も、6人の留年組で唯一卒業したのですが…(まぁ、お情けもあったのですが)。

        ただ、社会の壁は誰しもぶつかるのだから、そこでどう立ち向かうかが肝要だな、と(歳のせいか)最近、改めて感じる様にはなりました。

        退職・転職は、しないに越した事はないのですが、それは充分なQOLあってのもの。
        加えて、自己の全行動において責任がかかってくるのですから、その重要性は学校選びの比ではありません。

        ただ、面白い(と言えば些か不謹慎ですが)もので、社会は本音(実情)と建前(虚像)で成り立っています(^^;
        それを判断するには、やはり最終的には「立場に身を置く」のが手っ取り早いかと思うのです。
        10・20年後の自分の姿を先輩社員に投影するのは常套手段ですが(私も新卒で入社した会社を辞めたのは、コレが大きかったです)、そこでどう行動するか。

        私は、6年ばかり転職を繰り返す日々を送り、漸く求めていた会社に入社したのは、32歳の時でした。
        ──学校で1年・社会で6年回り道をしましたが、現在、一応は真っ当な社会人としてやっていける様になったのも、この期間の苦労があったからだと今は思える様になりました。

        ご子息様方が、今後どの様な人生航路を歩まれるかはまだ誰にも判りませんが、「挫折は恥でも損でもない」と思えるだけの人間的成長を辿る事ができたなら、必ず何とかなります。

        親御さんとしては、当然ご心配は尽きないのでしょうが、人生の岐路において最後に決断を下すのは、他ならぬ自分自身です。
        他人任せにしても、誰も責任は取ってはくれないのですから。

        ──などと、偉そうな事を書きましたが(^^;
        かくいう私自身、母には散々心配をかけたクチです。

        だからこそ、肚を決めたら誰にも負けない──高専を指向したならば、誰しも多少なりとも胸に秘めた思いかと存じますが、ご子息様方も、本当の勝負はこれからです。

        頑張ってください。