高専退学のその先に‥‥1

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高専が合わないと気がついたその先は‥‥
・・60点赤点をどうみるか・・

テストの難易度の問題もあるでしょう・・・。
学科や教授によっても同じ高専に通っていても、随分苦労の度合いが違うこともあるでしょう。

又、学生同士で先輩から譲り受けてやりとりしている「過去問」が手に入り、要領よく勉強出来ている学生には(実験レポート含め)たいした問題では無いのでしょうが、まともに一人で勉強しようと思うとそう簡単に取れる点数では無いはずです。

   それに、教授も学生が考える様なズルい事を見抜けない訳では無いですから、過去のレポートをちょっと文面変えるだけとか、カンニングに対する対応はしっかりされていますので、甘く見ないほうが良いです。

私の印象では数学のスピードは本当に早いと感じました。

4月に入学し部活やガイダンスに追われて、あっという間にゴールデンウィークが明けた頃数学は「複素数」をしていました。地元高校では3年生で習っていた所です。

高専2年で高校生の数学が終わってしまい、どんどん大学の工学部の数学になる・・数学が大変だと言うのも頷けます。

専門教科には道具として必要ですからね。

高専の教科書に対応した「ガイド」参考書は無いし、塾でもなかなか対応できないと聞きます。中学時代、塾やワーク等に頼りきった勉強をしてきた学生には慣れるまでなかなか大変だと思います。

勉強は学年を進むにつれ難しくなり、学科により差がありますが「実験」「レポート」に苦しむ事になります。感じ方には個人差がありますが、積み重ねの連続なのでわからないものを放置した場合進級が大変になっていく現実があります。

一番伝えたいことは、退学を決める事でその事が「失敗」「挫折」「負け犬」と考えない事です。上手くいかないと気がついたとき、絶望するのではなく、現実と向き合ってよりよい選択をして欲しいと私は思います。他人がどう思おうと、自分の人生ですからね!



ここに書いた事は「高専に通う学生」や「高専に進学しよう」と考えている学生や保護者の方もご覧になると思います。

あくまでも体験談から得た情報であり実体験を書いています。親側の意見ですが‥‥
いま現在悩み情報収集をしている中、このブログに来られた方はこんな事があるんだと何かの参考にしてもらえたら嬉しいです。

もちろん高専を批判するつもりはありません。高専に通った事が「無意味だった」などとは思って欲しくないのです。 進路変更の為退学の道を選ぶ事も「恥ずかしい」と思って欲しくないのです。
迷ったときその先にどんな道があるのか・・そう言う事を伝えたくて書きました。

私は高専を卒業した学生が「勝ち組」だとも思いません。なぜなら10年先も安泰な会社などどこにも無いじゃないですか・・卒業後就職した企業が倒産する事もあるのです。

この長い文章を読んで一人でも「希望」を見いだしてくれたら嬉しく思います。

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