高専退学のその先に‥‥3

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高認を選ぶ場合

高認試験は毎年8月と11月に行われます。
高卒認定を貰う為には通常8~9教科試験を受け合格する必要がありますが、高専に1年でも通っているならば、修得している教科がある可能性もある為高専で取得している単位を証明してもらい未取得科目だけ受験する様にします。

合格ラインは低いですが、範囲が広い為少しでも受験教科は少ない方が良いです。「単位修得証明書」を高専側に発行してもらいます。 発行方法は退学を決めた場合担任に聞くと良いでしょう。

受験する場合、自分で文部科学省のHPから願書を請求し、必要事項を記入し(写真・印紙必要)期日内に証明書を同封し送ります。
ちなみに高専の証明書は開封厳禁となりますので、内容を知りたい時は自分用と合わせ2通請求した方が良いです。 → 後に公務員受験時や進学時にも提出必要だったと記憶していますので複数枚必要になりそうです

発行には数日必要となります 又、高専が夏休みに入るなど発行に時間もかかるため早め早めに動くことが大切かと思います。

9月には高認結果が判明する為、合格証明書を文科省へ発行依頼し、大学や専門学校の願書に添付して受験する運びとなります。

勉強法は市販の過去問や予備校等の模試を活用します。高専にいる間は一般教科は単位の関係で落とさない様頑張ってくださいね。

経験者のアドバイスとして

サポート校側のアドバイスもあり、高専側の説明や発行してもらった成績証明書を、元に最終的には高卒認定試験[社会科1教科]のみ受験することになりました。

サポート校は、その後地元で実際に開校して2022年の今も沢山の子供達を受け入れていす。辛かったけれど、今も誰かの役に立てた事は本当に嬉しいです。

その後、この一連の事を高専でお世話になった担任に連絡しました。無事学校が決まりましたと‥‥その後年賀状にて就職が決まった事も伝えると大変喜ばれました。学校側も子供の退学後かなり大きく変わった様です。担任も退学した学生のその後の話を親から耳にする機会は殆ど無いので、今回の話を今後の学生進路に活かしたいとまで言われました。やってよかったです。

‥‥話はそれてしまいましたが

高専を退学したのち、次の進路が決まるまで一人で頑張る日々が長く続きます。
親子で毎日葛藤です・・時には互いにイライラして喧嘩もするでしょう。親が働きに出た後本人は家にいる訳ですから、生活が段々だらしなくなりメリハリが持てません。

更に高卒認定試験や公務員試験、専門学校や大学受験の準備や手続はすべて自分で調べて行動しなくてはなりません。時期が来たら教えてくれる学校はもう無いのです。

とても辛い時期でした・・ 受験の為に必要な書類も、ホームページや取り寄せた受験案内を自分で読み込んで慣れない手続をする為とても苦労もしました。

奨学金の手続も、高卒認定試験を利用して進学する場合直接機構に申込します。 高校生が学校を通じて申込予約をする方法とは異なりますので、この点も注意が必要となります。

奨学金の手続「高卒認定試験受験者の場合」

色々不安にさせるようですが、ちょっと工夫してみてください。我が家は、専門学校や大学等のオープンスクールを利用したり、高校生向けの公務員講座(専門学校で日曜日に無料開校している所もあります)をガンガン利用しました。

生活に変化を持たせ、退学したことの後ろめたさや引け目を感じない様に次の目標の為の退学だったんだと気持ちを切り替える様にしていきました。

道は必ず開けます 頑張りましょう!

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